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平賀源内の教え


駿河湾の桜エビ漁がピンチらしい。
記録的な不漁に加えて,新型コロナ禍に絡む労使問題の勃発。
問題の根は果てしなく深そうだ。

さんまの流し網も解禁されたものの,なかなか水揚げがなく取引価格が漁高騰して店頭小売価格は一尾 5,980円になったんだとか。
将来的にはサンマも我々庶民が口にする魚ではなくなってしまうのかな。

昔はそれほど気負うことなく口にしていたものの,最近はとんとご無沙汰という魚の代表格はやっぱりうなぎということになるのだろうか。


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静岡にあるうなぎの名店。


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ゆがき(肝の塩ゆで)。
これがまたうまい。


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この店にきて「何になさいますか」とオーダーを訊かれることはない。


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ただ「何人様ですか」と質されるのみである。


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ここのメニューは「うなぎの一本焼き」しかないのである(メンパに入ったごはんや肝吸いは一本焼きに付いてくる)。

薄給のサラリーマンでは,そうそうこういったお店に通うことは出来ない。


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近所のスーパーで,外国産のうなぎを賞味期限が迫ってから(あるいは過ぎてから)調達するのが常套である。
今回,このゴムのようなうなぎをお茶で炊いて美味しくいただくことにする。


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ゴム製のうなぎを水洗いし,


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フライパンに並べてお茶を投入する。


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中火で汁気がなくなるまで8分ほど煮込む。
おぉ,あんなに硬かったゴムの身が箸では持ち上がらないほどに柔らかくなったよ!
なんでも,お茶に含まれるタンニンがうなぎの硬くなったコラーゲンを柔らかく溶かしてくれるんだと。


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意外や意外,外国産のうなぎでもお茶を使って充分に美味しくいただくことが出来た
というハナシ。




by noritoyuka | 2020-07-23 10:00 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

出藍の誉れ


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以前の職場の近くにあったラーメン店。


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濃厚な豚骨醤油スープがウリの人気店だ。


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店舗は住宅街のなかにあるため(自家用車で食べに来る人が多いため),飲料にはノンアルコールビールなども用意されている。
麺,スープ,チャーシューの種類を選択することができ,訪れる人達はそれぞれが自分仕様のらーめんに一家言をもっている。

足繁く通ったこの店の濃厚豚骨スープ,実は和歌山県に店を構える有名店にルーツがあるという。

県境を跨いでの移動規制が緩和されたこの週末,前々から気になっていた件の源流店に行ってみることにした。


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久しぶりとなる週末の外出,いろいろと用事をこなしていたら肝心の和歌山入りが遅くなってしまった。


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JR和歌山駅付近にある件の店を探していたところ,学校の什器を前衛アートのように展示しているシュールな公園を発見した。


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一連の展示の末席にオートバイを並べ置き,目当ての豚骨醤油らーめん店に向かう。


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目当ての店はすぐに発見することができた。


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ピークであろう時間を外して訪れたのに,結構な人数が列をなしていたからね。


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が,意外なほどに回転がはやく,あっという間に自分の順番が回ってくる。


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らーめんを待つ間,カウンターの上にある「ゆで卵」と「早すし」を食べて待つのが常套であるらしい(料金の支払いは食後の申告制)。


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「早すし」は,富山の「ますのすし」と同じようなあじわい。
けっこう美味しい。


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そうこうしているうちに待望のらーめんが運ばれてきた。


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なるほどおいしい。
が,なぜだか浜松の彼の店の方がおいしく感じるのは,やはりファーストインプレッションのハロー効果なんだろうか。


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充分に満足して店を出た後は,ここに来る途中でチラリと顔をのぞかせた和歌山城へ行ってみることにした。


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陽も翳ってきたのでそろそろ家へ帰ることにしよう。


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行きも帰りも下道を一筆書きルートとなるように走行する(同じ経路を辿らないように注意する)。
が,帰り路の山越えルートは意外なほどに寒かった。


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日付が変わってから寄った道の駅にあった(とうの昔に加温が停止された)足湯に癒やされる。
こんなに小さな道の駅なのに 20台くらいの車が停まっているのは(車中泊をしているのは)なぜなんだろう?

青山高原付近の国道では,2回も(2匹も)目の前に鹿が飛び出してきた。
危ない…。
暗いし寒くてシールドは曇るし,いつにもまして慎重に運転しなければならない。

ほうほうの体で家に帰り着く。

さっそく源流店の味の再現にとりかかる。
近所のスーパーでは信頼していた有名な棒ラーメンの在庫がなかったので,代わりにこちらの乾麺をチョイス。


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これが意外なほどに美味しかった! というハナシ。





by noritoyuka | 2020-06-22 10:00 | 車・バイク | Trackback | Comments(2)

エア外食(つけ麺)



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「三八豪雪」や「五六豪雪」以来の大雪の当たり年といわれた平成29年度は金沢に住んでいた。


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そういった豪雪のなかにあっても,運動不足解消のための定期的なポタリングは欠かすことがなかった。


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近所にあったつけ麺専門店。


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今回はこのつけ麺を自宅で再現する。


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煮卵は,ゆで卵の味噌漬けで再現。


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ハーブ鶏。


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完成。
なかなかどうして美味しいつけ麺に仕上がった。







by noritoyuka | 2020-05-09 10:00 | 日々の生活 | Trackback | Comments(4)

エア外食(おむすび)


名古屋の名物の一つに「天むす」があることは広く世間に知られとりゃあすなも。
しかしながら,その天むす発祥の地(店)が三重県にあるということはあまり知られていない(ように思う)。


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名古屋のそれとは違って(尾尻を露出して)海老の存在をことさらに主張していない(おくゆかしい)。
今回はこのおむすびを自宅で再現する。


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一見して単なるおむすびであるが,その実,米を炊きあげる際にはそのなかに鮎の尾頭を忍ばせてある。

見えないところに贅をつくす。
素朴な食べものであるおむすびがなんとも贅沢な逸品に仕上がったいうハナシ。



by noritoyuka | 2020-05-07 00:00 | 日々の生活 | Trackback | Comments(2)

エア外食(盛岡冷麺)


「お好み焼きはマヨネーズを食べるための口実」と豪語する人がいる。

そういった意味からすると,自分は「焼き肉は冷麺を食べるための付け合わせ」なんだと思う。
また,本場韓国の冷麺よりも,日本人用にアレンジされたマイルドな盛岡冷麺の方が自分の口に合うような気もする。

イーハトーブに賢治の足跡を訪ねたときも,本場の盛岡冷麺を食べに出かけていた(ジャージャー麺ではなくてね)。


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付け合わせをいただいたのち,おもむろにメインの品をを注文する。


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やっぱりうまい。
今回はこの味をおうちごはんで再現する。



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近所のスーパーで麺を調達。
具材は冷蔵庫にあるものをひと工夫(和テイストにアレンジ)。


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ウチで作ってもやっぱり盛岡冷麺はうまかったというハナシ。




by noritoyuka | 2020-05-05 00:00 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

エア外食(カレー)


ステイホーム実施中のゴールデンウィーク。
おうちごはんにトライしていたところ,以前に訪れたことのある銘店の味をウチのなかで再現するところに面白みを憶えた。


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まずはカレー。
ツーリングクラブのマスターに連れて行ってもらった芦屋の銘店。


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ピーク時間を外して訪れたはずなのに店の前には行列ができている。


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辛いけど美味い。
この味を巣ごもり中に再現する。


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なかなかの仕上がり。
おうちご飯も悪くない。



by noritoyuka | 2020-05-03 00:00 | 車・バイク | Trackback | Comments(2)

ソウルフードの系譜

「韓国の首都で食べられている料理のヒストリー」のハナシではない。

若いころ,名古屋の東のはずれにあった古びた寮に住んでいたことがある。
寮に賄いは用意されておらず,もっぱら共同炊事場で煮炊きした創作料理で糊口をしのいでいた。

(ごく稀に)先輩に外食へ連れ出してもらった際には,「世の中の料理はこうも美味しいものか」と感嘆したように記憶している。

なかでも一番印象に残ったのは,一度だけ連れて行ってもらった店で食べだシンプルならーめんである。
しかしながら,「美味しかった」との印象が残っているのにその店の名や立地などは全く思い出すことができない。

「山盛りのモヤシ」や「器の下の皿」等のキーワードをよすがにGoogle先生に伺ったところ,どうやらその店の名は『ラーメン藤』であるらしいということが判ってきた(京都にあるラーメン店のフランチャイジー)。

さらに同先生に訊いたところでは,名古屋にあったその店はずいぶん前に『藤一番』と『福』に分家され,今現在もそれぞれがチェーン展開して営業を続けているらしいとのことである。

そういった甘酸っぱい思い出を胸に秘め,新型コロナ対策を充分に行ったうえで名古屋へセンチメンタルジャーニーに出かけることとした。

まずは亀のマークのこちらの店へ。


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ふつうに美味しい。
でも,思い出のらーめんはこんな味だったっけかな。
そうであったような,ないような…。

調理していた人はもっと職人気質だったような気もするぞ(提供されるらーめんはもっとマスプロ感がなかったような気がするぞ)。


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続いて女の子のマークが特徴的なこちらの店へ。
向かうは『ラーメン藤』の名古屋での創業の地であったという十一屋店。

お,記憶の中の店舗の様子と目の前の風景が合致した!
提供されるらーめんに期待が高まる。


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まちがいない。
これが記憶の中のらーめんだ!


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懐かしの味に舌鼓を打ち,大満足のうちに店をあとにすることが出来た。

こうなると京都にあるという本家本元の『ラーメン藤』の存在がどうにも気になってくる。
さっそく西へ移動。


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聖地到着。


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暖簾をくぐっておもむろに一杯を注文。
店内の様子は『福』のそれとほぼ同一だ。


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目の前に提供されたらーめんの麺を手繰ってみる。
なるほどおいしい。
これが元祖,本店の味なのか。

思い出の味の源流を辿ることができ,大満足のうちに店をあとにした。

今回,関連する3店舗を巡って思ったことがある。
それはファウンダーの提供するプロダクツが必ずしも最上とは限らないということだ。

自分にとっては,元祖が提供するそれよりも若かりし頃に口にした一杯の方が美味しいと感じられる結果となった。

三つ子の魂百まで?
ちょっと違うか。
よく言われる「オリジナル盤よりも最初に聴いた指揮者の演奏が自分にとっての名盤となる」というクラシック音楽のロジックにあてはまるのかな。

果たして,これからもちょくちょく『福』へ出かけてみようと思うに至ったというハナシ。



by noritoyuka | 2020-03-24 02:41 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

『雇用の未来』


マシンラーニングの権威である英国オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン博士によると,10年後にはアメリカの職業の 47%が(日本の職業の 49%が)AIやロボットに置き換わってしまう可能性があるらしい(のちのドイツ政府によって「9%が正しい数字なのではないか」と指摘された)。

10年後の社会構造はどうなっているのかな。
果たして今の自分の職業は10年後に残っているのかな。

そんなことを考えながら車で町中を走っていたところ,銀行と思しき建物の入口や前の道路に長蛇の人だかりがあることを発見した。


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すわ,銀行で取り付け騒ぎが発生している?!
件の博士も「銀行業務の雇用も楽観視できない状況にある」って言っていたしな。

はたまた新型コロナウイルスのデマに起因したパニックだったりしなければいいんだけど…。
ふと頭の中に『豊川信用金庫事件』の顛末がよぎる。

ことの成り行きを確認するため行列に並んでみた。
ん?
行列の客層にちょっとした違和感を感じるぞ(圧倒的に小洒落た感じの女性の割合が多いような気がするぞ)。


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果たしてそこは地元で評判の有名パティスリーであった。


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いきおいでケーキを購入。


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食べてみると当然のごとく美味しい。

尾張旭の『エミリー』と静岡・浜松の『キルフェボン』が日本で1・2を争うケーキ店だと思っていたけれど,近所にも隠れた名店があったんだなぁと感心した(知らなかっただけでもとよりこの店は有名だったらしいけど)。

ケーキを食べながらあらためて10年後の職業について考えてみる。

18世紀末のイギリスで興った第1次産業革命(手工業が蒸気機関にとって代わられた)の際には,失業の虞を感じた労働者が機械を破壊して回ったことがあるという(ラッダイト運動)。
ちょっと不安になる…。

一方で,現代には「必要以上に不安視するようなことはないんだよ」と慰めてくれる識者も存在する。

岩本晃一氏によると,職業の概念は「職(job)」「仕事(work)」「作業(task)」に分けて考えると判りやすくなるらしい。
例えていえば,学校の授業にロボットが導入されて仕事(work)や作業(task)が減ったとしても,教師という職業(job)自体がなくなることはないんだとか。

美味しいケーキを食べ終わるころには,ちょっと心が軽くなっていた。




by noritoyuka | 2020-03-18 00:41 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

梅は咲いたか


桜はまだかいな。

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新型コロナウイルスの蔓延が,国内はおろか全世界的な脅威となっている。
我が職場においてもいろいろな行事が軒並み中止に追い込まれ,それらの主宰や関係するスタッフの志気がみるみる落ちている(経済的損失も大きい)。

年度が明けて暖かくなったらこの騒動もピークアウトするのかな。
一日も早い事態の収束を願ってやまない。

そんな状況のなか,いち早い春の到来を求めて(クラスターの形成に注意して)近所へ梅を見に出かけてみた。


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我がカブにも新しくナビゲーションを導入してみた。
これでもう道に迷うことはなくなった(到着予定時刻が推測できるのもありがたい)。

出発が遅くなってしまったが,お昼ご飯を食べに一身田へ向かう。


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国宝の専修寺を通過して,


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目当ての店に到着。

が,すでに昼営業は終わりを迎える時刻となっている。
おそるおそる暖簾を潜って店主に訊いてみた。

「今からのオーダーは無理ですか?」

「いらっしゃい,全然大丈夫ですよ。」
はた迷惑な客を店主は優しく迎え入れてくれた。


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落ち着いた店内。
ホッコリと癒やされる。


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日替わりランチ。
丁寧な作りでとても美味しい。そして安い。

お腹が満たされたので,しだれ梅を見るために南へカブを奔らせる。



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会場にはすでに先客が大挙して押し寄せている。


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きれいな車両だ。
ファンネルには風呂の栓?
オーナーはとても大事に乗っておられるようである。


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リムとハブ,それとスポークの綺麗さならば我がカブも負けてはいない。


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しだれ梅を観賞して「はる遠からじ」を実感する。

そして,チューブレス化したリムのシェイクダウン(リークテスト)をするため,さらにR23を南下することにした。



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『近鉄宇治山田駅』

そろそろお腹が減ってきた。
近くにある地元で評判の食堂へ行ってみる。



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千客万来。
店内は満席であったため,しばらく時間をおいて再訪することにする。



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シャッター街となったアーケードの中にあってこの店だけが営業を続けている(とても繁盛している)。
なんでだろう?


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そんなに深い時間ではないのに,食材が底をついたため自分が最後の客となってしまった…。
そして,地元民のソウルフードとなっている『からあげ丼』を注文する。



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なるほどおいしい。
お腹も満たされたので,津ぅに向かって伊勢街道を北上する。



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家に帰り着き,140kmを走行したところでエア圧を確認。
チューブレスリムにはいささかの漏れも認められなかった!

今夏の『チャレンジ1000』に向けて,夢が膨らむシェイクダウンができたというハナシ。






by noritoyuka | 2020-03-14 21:41 | 車・バイク | Trackback | Comments(2)

君子は豹変す



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現在は「光の尖端都市」として世界の医学や物理学分野を牽引している浜松市であるが,そのものづくりの源流には豊田佐吉らが興した「織機産業」や山葉寅楠が創業した「楽器産業」などがあるということが広く世間に知られている。

これらの産業に次いで戦後の遠州地方を盛りあげたのが「オートバイ産業」である。
大戦後,27回にも及ぶB29の爆撃によって市街地の9割以上が焦土となった浜松市では,「やらまいか精神」をもった技術者達の手によってオートバイ産業が活況を呈した。
『浜松オートバイ物語』天野久樹著 より引用 

「石橋を叩いて渡らない」という堅実で慎重派の三河人と違って遠州人の気は逸い(短い)。
とりあえずやらまいか!
遠州の技術者達のなかには「石橋を渡ってから叩く」といったタイプの人間が多いのだ。

本田宗一郎が浜松市山下町に本田技術研究所を構えて自転車用補助エンジンの製造を始めたのが昭和21年のこと。
その7年後の昭和28年頃には30社を超えるメーカーが浜松に林立し,遠州地方は一躍「オートバイの町」としての名を馳せることになる。
ヤマト商会の『ヤマトラッキー号』,北川自動車工業の『ポートリーロビン号』,そして加藤鉄工所の『ストロング号』などが新聞等の広告を賑わした。

本田宗一郎のアート商会時代の弟子である伊藤正も,同市上池川町に丸正自動車を設立して(現在でも多くのファンを持つ)『ライラック号』を世に送り出している。

これらのメーカーは時代の趨勢を受けて整理統合され,現在もなおオートバイを生産し続けているのは ホンダ,ヤマハ,スズキの3社のみである。
一時たりとはいえ数々のレースでホンダなどを打ち負かした丸正自動車(かの伊藤史朗のライディングによって第1回浅間火山レースを制した)も,昭和36年に会社を畳んだ。

丸正自動車の設計責任者であった溝淵定は,ブリヂストンに移籍して同社の勃興に大きな力を発揮した。
やがてブリヂストンが本来の生業であるタイヤや自転車の製造に傾注するようになると,溝淵は台湾に異動して現在まで続く同国のモペット製造の礎を築くことになる。

機をみるに敏。
台湾から日本に戻った溝淵は,東海電装の技術責任者としての重責を担う傍らで,丸正自動車の同窓である請井由夫と共に新機軸のギョウザ製造機を開発した。

そういった沿革をもつ餃子センターへ,やらまいかスピリットがたっぷりと染みこんだぎょうざを食べに行ってみた。


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ぎょうざ製造メーカーのアンテナショップ。


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製造機の手による餃子,なかなか美味しくて食べ応えがある。


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ついでに焼きめしとラーメンも注文。

いにしえから連綿と続く技術者達の魂を目のあたりにして(胃袋に納めて),大満足のうちにセンターをあとにすることができた。

現在の浜松市は,「光の尖端都市」であるとともに「餃子の街」となっているのである。



by noritoyuka | 2020-03-01 03:30 | 車・バイク | Trackback | Comments(0)