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しかみ像
2020年 02月 17日
生涯を通して負け戦が少なかったことで知られる徳川家康であるが,若かりし頃には三方ケ原で武田勢を相手に手痛い敗戦を喫したことがあるらしい。
ほうほうの体で居城に帰り着いた同公は,絵師を呼んでその際の様子を軸に描き,その絵を「慢心の自戒」として生涯の座右を離さなかったという話を聞いたことがある。
自身の敗戦を顧みると,『チャレンジ 1,000キロ』の参加に際して,「エンジンのチューニングに失敗して専門医に修理をお願いしなければならない事態を引き起こしてしまったこと」や「スタート日時の誤認」などが思い起こされる。
この失敗を明日の糧とするために,ダメになってしまったシリンダーを「戒め」として座右に置くこととした。
盆栽店でアルミ線(盆栽矯正用)を調達
ハンマーでアルミ線を延伸して銘板を成形
銘を打刻
銘板を磨く
銘板を穿つ
台座を彫る
銘板を設置
シリンダーをセットして完成
このオブジェの配置によって今後の人生の負け戦が減ってくれればいいのだが…。
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by noritoyuka
| 2020-02-17 02:16
| 車・バイク
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