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霊犬のご加護
2019年 09月 29日
まんが日本昔ばなし『猿神退治』
全米が泣いた不朽の名作(彼の地で同番組が放送されていたかどうかは知らないけれど…)。
「このことばかりは信州信濃の早太郎には知らせるな」
わざわざ自分の宿敵(ウィークポイント)を唄いあげる狒々たちの脇の甘さには疑問が残るけれど,早太郎の「命を賭して弱者のために戦った利他的な振る舞い(見返りを求めない狭義心)」には子供心にも大きな感動をおぼえたことを記憶している。
そういった伝説の征野として知られた『矢奈比賣神社』に参拝してきたYUKA氏が,崇拝する悉平太郎(早太郎)に関係する交通安全の護符を分けてもらってきてくれた。

自転車用の御守りであるそれは,寺社で分けられる護符としてはめずらしくちょっとミサンガ的な装いを呈していた。
通勤スペシャルのヘッドバッジにもほどよく馴染む秀逸のデザイン。
「神のご加護を過信することなく自らの行いでもって通勤経路の安全を確保する」
車道走行における安全運転の励行をあらためて心に誓った通勤スペシャルのチューニングであった。
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by noritoyuka
| 2019-09-29 02:20
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ムーンショット
2019年 09月 26日
SDGsにおける目標設定の意義を説明する際には,'61年にケネディ大統領が公言した『アポロ計画』がよく引用されている。
たとえ大風呂敷と揶揄されようとも,世界にインパクトをもたらす壮大な目標を掲げる言辞があったからこそ,それを実現するための知恵や技術をバックキャスティングする(イノベーションを生み出す)ことができたといった発想だ。
なるほど 60年代に 38万km離れた月に人類を送り込むこと(そして無事に生還させること)を宣言するとはなんとも壮大な目標だ。
月かぁ。
仮に月までが地続きだったとして,そこに到達するためには車で向かっても約半年といった日数を要することになる。
198[日]= 380,000[km]÷ 80[km/h]÷ 24[h/日]
月についてあれやこれやと調べていたところ,「静岡県には月に車で日帰りすることのできるスポット(ワームホール?)があるらしい」という信じられないような情報を得ることができた。
これは行ってみなければ。
情報では月のホワイトホールに繋がるブラックホールは静岡県の浜松市にあるらしい。
さっそく現場へ向かう。
あった…。
ここから月まで 3kmだ!
これなら余裕で日帰りができる。
ワームホールを抜けて月面を探索すると,果たしてそこには『月光山』なる山号をもつ臨済宗のお寺があった。
月にはウサギしか住んでいないと思っていたのに…。
荒涼としたクレーターが広がる風景を想像していた月面に青々とした生物(植物)を発見!

未知との遭遇
月の重力加速度は 1.6[m/s^2]
こころなしか車の燃費が良くなった気がするが,周辺にはガソリンスタンドがないようなので無事の帰還を期するためにも早めにここをあとにすることとした。
スペースオデッセイと呼ぶにはなんとも短い月面滞在であったというハナシ。
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by noritoyuka
| 2019-09-26 00:00
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リスクヘッジ
2019年 09月 19日
職場の会議で,自転車の交通マナーとモラルに関するアナウンスがあった。
道路交通法上,軽車両である自転車は「車道を走る」のが正しいマナー(ルール)であるらしい。
それはちょっと危ないんじゃね?といったシチュエーションもまま見受けられるけど…。
同法では,自転車が歩道を通行できるのは以下の4つの条件のいずれかを満たした場合に限られている。
1. 歩道に「自転車通行可」の標識や表示がある場合
2. 歩道に「普通自転車通行指定部分」の道路標示がある場合
3. 運転者が 13歳未満または 70歳以上,あるいは身体の障害を有する者である場合
4. 歩道を通行することが「やむを得ない」と認められる場合
4の「やむを得ない場合」の適用には客観的な判断が必要で,「車道を走るのが怖い」といったような主観的な理由は認められていないらしい。
通行区分違反には,3か月以下の懲役または5万円以下の罰金が科せられる罰則もある。
ノンポリだがルールには従順である自分は,頑なに車道を使った自転車通勤を励行する。
雑事にかまけて帰りが遅くなってしまったある夜,いつもの様にビュンビュンと車が通る国道の脇を自転車でひた走っていたときである
「バーン!」
「ガシュ ガシュ ガシュ」
悲しいかな暗がりでフェンダーに潰れた空き缶を巻き込みタイヤがパンクした。
「ははっ ゴミは車道の隅に溜まるものさ」
『キリン』に出てきたデカ尻女乗りのセリフを思い出す。
トボトボと自転車を押して帰り、チューブを確認してみるとそこにはザックリとした切り込みが入っていた。
がっかり,パッチをあてて修理することができない…。
やはり自転車はよりセキュアである歩道を通行するべきなのか。
否,白州次郎の言辞を待つまでもなく,あくまでも愚直にジープウェイを走るべきなんだろう。
さっそくそのための対応に着手する。
ジョンブルな雰囲気のサイドウォールを気に入っていたパナレーサーであったが,耐パンク性能を考慮してシュワルベのマラソンに交換する。
まだまだハイエンドランドナーを目指した通勤スペシャルのモディファイは続く…。
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by noritoyuka
| 2019-09-19 01:24
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翳りゆく夏
2019年 09月 17日
今をさかのぼること 440年前,泉州堺で「本能寺の変」の一報を受けた徳川家康一行は,一刻も早く本国三河へ戻ろうと(伊勢湾に向かうべく)決死の思いで伊賀越えを敢行した。
この伊賀越えの功労者でもある服部半蔵は,その後,江戸城の搦手(現在の半蔵門)に屋敷を構えるまでに家康の信頼を獲得していったらしい(家康血筋の松平アナウンサーが『その時歴史が動いた』のなかで解説していた)。
暑さも峠を越えたので,440年前に一行がほうほうの体で行軍したその経路をカブで逆向きに辿ってみる(津から伊賀上野までだけど)。
R163を西へ
上野高校明治校舎
伊賀上野城
その 30mの高石垣は,大阪城のそれとともに日本で一,二を争う高さなんだとか。
伊賀鉄道
噂に聞こえた銭湯
銭湯に併設された甘味処
往く夏を惜しんでかき氷を注文
きびみつが素朴な味わいでとても美味しい。
帰り道ではキャブレターのフロート(バルブ)が引っかかり,信号で停車するたびにオーバーフローするというやっかいな症状が現れた。
津までの道中はガソリンスタンドが少なく,残量1リットルを切ったカブでは非常に心許ない状況だ。
果たして停車のたびにコックを閉める処置を行い,からくもガス欠寸前で伊賀越えを果たすことができた。
来年のチャレンジに向けた有意義な(整備する課題のみえた)伊賀ツーリングであったというハナシ。
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by noritoyuka
| 2019-09-17 00:00
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異なものの効用
2019年 09月 16日
高級な香水の成分には,欠かざるべき構成要素としてクジラのウンチ(正確には腸内結石か?)などが含まれているらしい。
芳香だけに頼るのではなく,あえてちょっとハズすところに面白みを見いだしているのかな(悪臭によって芳香が際立つというロジックか?)。
スイカに塩を振るようなもの?
いや,メロンと一緒に生ハムを食べるようなものなのか?
カレーの中に味噌を仕込むと美味しくなるっていうのとはちょっと違うか。
この黄金法則をサンドイッチに取り入れているお店が巷で流行っているらしい。
これは一度食べてみなければ。
あれ?
噂ほどの行列ができていないぞ。
案ずることはなかった。
店内はサンドを買い求める多くの客で賑わって行列ができていた。
次々に寄せられるオーダーを矢継ぎ早にさばいていく。
見事なオペレーションだ。
とりあえずノーマルっぽいサンドから注文。
『京極(プリン)』
うまい。
食事じゃなくてスイーツなのね。
続いて本日の目的である変わり種サンドを注文。
『醍醐(納豆生クリーム)』と『鞍馬(照り焼きチキン)』
照り焼きチキン&キノコに間違いはない。
とても美味しい。
納豆&生クリームもうまかった。
糸をひく様がフォトジェニックではなかったけど…(撮影はやめておいた)。
「どストライクをちょっと外すのが妙」
みごとに仮説の立証責任を果たし,その見込んだとおりの結果に満足しつつ店をあとにした。
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by noritoyuka
| 2019-09-16 01:14
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買い食い
2019年 09月 15日
つぅ市民のソウルフード「カレー焼」
うまい!
やすい!
はやくはない?(オーダーを受けてから焼き始めるため)
素朴な味わいでしみじみ美味い。
いつまでも作り続けていただきたい市民から愛される秀逸のプロダクツだ。
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by noritoyuka
| 2019-09-15 21:00
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反省会
2019年 09月 14日
思慮深い昔の偉人は日に三度以上も反省することがあったらしい。
凡庸な自分にいたっては,月にいっぺんでも振り返ることがあれば多い方なんだけど…。
残暑が厳しく蒸しあつい長い夜,チャレンジ1000参加のために買ったスマートフォンに居酒屋で使えるクーポンが贈られてきた。
セールスプロモーションをかけられていることは判っていたが,せっかくなのでネギを背負って近くの寿し居酒屋へ出かけることにした(チャレンジの反省会)。


チャレンジ 1000の参加において,反省すべき点は山盛りだ。
最大の落ち度は「スケジュール感(行程管理意識)の欠如」である。
裏耐久。
『鈴鹿8時間耐久ロードレース』の裏イベントとの刷り込みがあったため,てっきり日曜日の走行(日曜 0時~24時)かと思い込んでいた。
日程確認ができていない。ビジネスマン失格だ。
が,リスケジュールも悪いことばかりではない。
24時間の空き時間ができたことで栃木県の面白スポットを愉しむことができた。
まずはB級グルメ。
宇都宮餃子といえば『み○み○』が有名だが,宇都宮市役所にお勤めのS川さんからは「『正○』が旨い」と教えていただいた。
しかも店舗によってシステムや味が違うという。
これは行ってみなければ。
まずは氏家店
全く向き合っていないカウンター
オーダーは「ヤキ」「スイ」の2品。「アゲ」はない。
間違いのない美味しさ。
餃子店のハシゴ。
こちらの店舗も「アゲ」はなし。
が,ライスはラインナップされていた(オーダーしてはいないけど)。
やっぱり美味しい。
お腹は充分に満たされたけど,いかんせん気温が高すぎてバテ気味に。
ここでYUKA氏が耳寄りな情報を仕入れてきた。
なんでもこの近くに天然の冷え冷えスポットがあるらしい。
まずは日本最古の磨崖仏があるというこのお寺
寺院内は当然のことながら撮影NGだった。
つづいて近くの石切場へ。
壮大なスケールに圧倒される。
が,それにしても暑い。
ぜんぜん涼しくないじゃない。
しばらく歩いていると,みるみる人が増えてきて,それに反して次第に気温が下がってきたような…。
これが天然クーラーといわれる地下神殿への入り口か。
レンズも曇る。
坑道入口周辺は明らかに冷気が漂っている。
ズンズンと地下に下っていく。
おぉ,涼しい。
いや,ちょっと寒いぞ。
広い坑内をウロウロかち歩く。
外は暑そうだが,そろそろ三重に向けて動き出さなければ。
外気温はまだまだ高かったが,いつのまにかすぐに陽が落ちてしまいそうな時刻となっていた。
途中,佐野らーめんを食べようと思ったがすでに多くの店舗が暖簾を下ろしている。
いかん,急いで帰らねば。
東北自動車道,首都圏中央連絡自動車道を順調に乗り継ぎ,勝手知ったる東名高速道路へ。
この調子でいけば今日中に三重に帰り着くことができそうだ。
神奈川県の行路もまもなく終了,もう少しで静岡県に突入する。
そのときである。
「バーン!」
「バタ バタ バタ バタ バタ」
「ガ・ガ・ガ・ガ・ガッ…」
大きな破裂音と共に不意に車速が低下した。
アクセルを踏めども踏めども前に進まない。
高速道路での低速走行は命取りである。
とりあえず車を路肩に寄せてタイヤを確認。
テンパータイヤ(実際は8プライのスペア)に履き替えて再び三重に向けて走り出す。
「最後にチャレンジらしいアクティビティが経験できて良かった!」
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by noritoyuka
| 2019-09-14 14:14
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