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伝説の漢に会ってきた
2019年 06月 28日
メタボリックシンドロームに関する健診を受診した結果,「動機付け支援対象」と診断されて特定保健指導を受けることとなった。
なんとなくわかっていたけれど…。
運動不足なのか?
食べ過ぎなのか?
おそらく両方なんだろう。
がんばって一昔前の体形を取り戻そう。
まだまだ老け込むのには早すぎる。
世の中には 80歳を過ぎてなおカブで(それもOHVの)24時間以内に 1,000kmを走り切るような猛者達がいるんだから。
それが『水戸藩カブ』。
その手練れの面々を束ねるのが代表の阿久津さん。
人柄が朗らかで人望があついため全国から同氏を慕って人が集まってくるという。
これはいちどお目にかかってそのバイタリティの秘訣をお伺いしなければ。
アポなしで水戸藩カブの事務局を訪問(そもそも連絡先を知らない)。
奇跡的にご歴々が事務局に会しておられた。なんともツいている。
ロイズの「ルーム」よりも重要な取り引きがなされる場所。
ロイドのコーヒーならず,阿久津リーダーのコーヒー。
それにしても達筆だ。
そして一見の客を快く迎えいれてくれるリーダーの懐の広さ。
噂どおりの人格者である。
ウェルカムドリンクをいただいたあとは,リーダー自らが「チャレンジ1000参加車輌」を披露してくれた。
東京オリンピック記念 1964年式 C105(東海地区限定モデル)
来年で2回目の東京オリンピックだ。
詳しくは記さないが,随所に 1,000kmを走りきる工夫が施されている。
憧れのステッカー
1,000[km]÷ 24[h]= 41.7[km/h]
仮に給油を行わずに走り続けたとしても,時速 40キロ以上で 24時間以内はギリギリなのか…。
それも 60年以上前に造られた原付で。
最後に記念のお写真をパチリ。
いやぁ参考になった。
人生を思う存分愉しむコツを教わった気がする。
できれば今年の 1,000kmツーリングに参加させていただきたい。
その前に自身のダイエットを成功させなければ…。
後ろ髪を引かれる思いで事務局をあとにする。
お土産に水戸納豆を購入。
毎日納豆を食べて健康寿命を延伸する。
そして人生を思う存分愉しむのだ!
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by noritoyuka
| 2019-06-28 02:28
| 車・バイク
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鉄分の補給
2019年 06月 23日
「OK google!」
テレビのCMでは,オシャレな若者などがスマートホーム等のIoTを駆使している様子が放映され,「我々が幼い頃に夢見ていた便利な社会はすでに実現しているんだよ」と謳っている。
なるほど便利な世の中になったものだ。
今やICTなくしては世の中そのものが成り立たなくなっているような気さえする。
一方で,『ターミネーター』や『マイノリティ・リポート』等のSFが好きだった自分は,そう遠くない将来に訪れるであろうシンギュラリティを本気で虞れている。
AIの開発ってボチボチでよくない?
ブロードバンドの維持って大変だからナローバンドでいいんじゃない?
500[km/h]のリニア中央新幹線も便利だけれど,自分としてはやっぱりユックリと車窓観光ができるローカル線の旅が好きだなぁ。
ということで,大正元年の開業から令和の時代となった今もなお特殊狭軌(ナローゲージ)で運行を続けている『あすなろう鉄道』を表敬することにした。
あすなろう鉄道 四日市駅
近鉄名古屋線の高架下

なろうグリーン。
ち,小さい車両だ…。
遊園地のアトラクションみたいと言ったら失礼か。
なんとなくバスっぽい。
日永駅
分岐する路線にあわせたY形のホームがとても特徴的。
西日野駅
昼ごはんの店を探索する。
オシャレならーめん店を発見。
飛び込んでみる。
醤油らーめんが美味しい。
おなかが満たされたので付近の散策を続けることに。
この辺りには伊藤という名のお宅が多い気がするな。
YUKA氏が和菓子の店舗に反応した。
とりあえず入ってみる。
どのお菓子もおいしそう。
食べてみると実際においしかった。
趣のある町並がつづく。
亀山製糸室山工場
特徴的な越屋根が覗える。
素敵な酒造所を発見。
親切な地元の方にとり次いでもらい,酒蔵の中を案内いただけることとなった。
蔵元に地元の歴史を伺う。
先ほどから疑問を感じていた伊藤姓の謎も解明した。
亀山製糸は,伊藤小左衛門という実業家が江戸末期にこの地で興した伊藤製絲場に端を発しているらしい。
そして,伊藤家は五世伊藤小左衛門が中心となってこの地に醤油・味噌・清酒造りなどの事業を広く展開したのだとか。
ITO-BEER
酒造場で角打ち。
外の暑さもあって冷えたビールがとても美味しい。
昭和49年の集中豪雨による水害以来,ここから先の伊勢八王子駅までが廃線となったらしい。
再びなろうグリーンに乗って内部方面へ。
小さな車輌であるにも関わらずこの電車では輪行が可能であるらしい。
ポタリング好きの鉄にはうれしい心遣いである。
内部駅に降り立ち,東海道を杖衝坂へ向かう。
ヤマトタケルと松尾芭蕉の故事がのこる坂。
ヤマトタケルが伊吹山の荒ぶる神の祟りを受けて出血した足を洗い(三重の由来),
芭蕉が馬から落ちた場所。
時間がおしてきたので帰路に就く。
重ね押しスタンプラリーをコンプリートしなければ!
押しきった!
なにか良いことが起こりそうな気がするよ(プラシーボ効果)。
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by noritoyuka
| 2019-06-23 03:31
| 日々の生活
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CB750Fレーサーの生音を聴いてきた
2019年 06月 13日
この世界(閉鎖系)の現象は,すべからくエントロピーが増大する方向に向かっている。
ヘルメットの内装は加水分解が進んでボロボロとなり,職場の机の上は知らないうちに書類で山積みとなってしまう。
仕方がないのよね,それが自然の摂理ってものなんだから。
西洋では「パンタ・レイ」,仏教の思想でいえば「諸行無常」ってところになるのかね。
しかしながら,そういった熱力学の法則に反した希有な現象がこの世にも一部の場所には存在するらしい。
それが栃木県は茂木町にある『ホンダコレクションホール』。
ここではいつまでも朽ちることのない歴代の名車たちが歴然と動態で保存されている(実際にはレストア作業という膨大なエネルギーが投入されているんだけど)。
今回,同ホールの企画展である『CBレーサーの血統』にあわせて,'98のデイトナ100マイルで優勝したCB750Fレーサー(#19 フレディー機)が動態確認(エンジン始動)されるらしいという確かな情報を得た。
これは行ってみなければ!
CBオーナーズミーティング?
そんなイベントもあったのね。
いよいよ熱力学の法則が及ばないミステリースポットへ!
ゼロ磁場である『分杭峠』以来の冒険だ。こころして掛からなければならない。
おぉ,'84 NSR500だ。
なんだか涙が出てくる…。
が,やっぱりこちらも捨てがたい。
いよいよエンジンパフォーマンスの始まりである。
その前に,宮城光氏によるトークセッションとテストライド。
的確なインプレッションと軽快でキレのあるトーク。
まるでTEDのプレゼンテーションだ。
氏のオートバイに対する情熱と造詣の深さがうかがえた。
ついにエンジンパフォーマンスの時が来た。
宮城氏のスロットルに忠実なレスポンスとシビれる直4サウンド!
この音だけで白いご飯が食べられる。
噂に聞こえた「180mphを超えたところで固定されたスピードメーター」。
洒落た演出だ。
意外にも静かだった RCB1000。
宮城氏曰く,それはボルドール(24時間耐久)を走りきるための配慮であるらしい(ライダーフレンドリー)。
いや~大満足。
心が満たされた途端におなかが減ってきた。
茂木町は栃木県の山間部。栃木の県庁所在地は宇都宮市。宇都宮市といえば餃子である。
宇都宮餃子といえば『み○み○』が有名らしいのだが,市内に移動した時間が遅かったため既にオーダーストップとなっていた orz
とりあえず,駅周辺の人だかりのできている店舗に並んでみる。
なるほどおいしい。
これは他のお店も巡ってみなければ。
浜松の野菜餃子とはまた違ったおいしさが味わえる。
時間があったらばもう少しハシゴしたかったなぁ。
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by noritoyuka
| 2019-06-13 02:24
| 車・バイク
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