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スズキ歴史館に行ってきた
2019年 05月 18日
遠州地方は織機産業で栄えた地域。
今では域外に移転して業界のガリバーとなった大手企業のいくつかも,かつてはこの地でもって遠州織物の生産を生業としていたはずである。
「障子をあけてみよ 外は広いぞ」
豊田佐吉や本田宗一郎,この地で生まれて大きく育った多くのファウンダー達は,自社の更なる飛躍を求めてこの遠州から巣立っていった。
そんななか,創業の地にしっかりと根を張って地元に税収面等で貢献している企業がある。
それがスズキ。浜松市が誇る地元の大企業である。
マツダの企業城下町である府中町と同様,スズキを擁する可美村が長らく浜松市との合併を拒んでいたという黒い過去はこのさい忘れておこう。
新型KATANAもどうやら市内で生産されているらしいしね。
これは一度同社の本丸を訪ねてみなければ。
スズキの本社にホンダで表敬。
そのまま歴史館へ。
他社のプロダクトを微笑んで受け入れる懐の広さ。大企業のなせる業である。

エントランスの脇には刀が鎮座。
あれ? 新型は…。
G.ロッシのRGB500(XR34)
R.マモラのRGΓ500(XR35)
F.ウンチーニのRGΓ500(XR40)
K.シュワンツのRGV-Γ500
あれ? B.シーンのRG500は…。
気をとり直して歩を進める。
勢い余ってスズキ社の会議に陪席。
そのままデザイン室にも顔を出す。
クレイモデルの制作を見学して,
次世代コンセプトカーの開発を視察する。
工場での車の制作過程を臨場感たっぷりに紹介してくれる3Dシアター。
4DXと同じく霧の噴射などもあってなかなか楽しい。
シアターを出ると,映像の続きからリアルな製造ラインへ。
なつかしの学び舎も鳥瞰できる。
スズライト
ここから日本のモータリゼーションが加速する。
現代の課題は「若者の車離れ」と「高齢者による運転事故の多発」だ。
自動運転や超小型モビリティといった次世代技術の早期普及を願ってやまない。
展示車輌を見学して思ったこと,それは「昔の工業デザインは秀逸だった」というところ。
時間がおしてきたため途中で展示館をあとにすることとなった。
樹脂成形コーナーのシミュレーションを体験すると,自らが成形した?ミニカーがもらえたらしい。
スイフトが出てきたら○かぴいさん,クロスビーが出てきたら○村さんに贈ろうと思っていたのに残念だ。
駐輪場に戻ってタブレットでお土産店を検索していると,スーツを着たスズキ関係者と思しき老紳士から「綺麗な車輌ですね」と声をかけられた。
「他社の製品ですみません」と自分。
ひとしきりオートバイが華やかなりしころの話題で盛りあがった。
ふと気がつくと広い駐輪場には我々二人きり。
慌てて駐輪場から出て後ろを振り返ると,先ほどの老紳士がゆっくりとゲートを閉めている。
あ,「綺麗な車輌ですね」は「ぶぶ漬けでもどうどす」って意味だったのね…。
つまらないハナシに付き合わせてしまいごめんなさい老紳士。
いろいろと良いモノを見せてくださりありがとうございましたスズキ。
宝くじが当たったら新型KATANAを買う予定です。
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by noritoyuka
| 2019-05-18 23:00
| 車・バイク
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つくる責任つかう責任
2019年 05月 17日
THE(イギリスの教育専門誌)が発表したインパクトランキング2019において,我らの職場がSDG12の分野で国内1位(世界31位)にランクされた。
この位置づけは,我が社の「食品ロスの削減/化学物質の適正廃棄/廃棄物の削減/グリーン購入の実施」等の取り組みが外部(海外)から高く評価された結果だ。
芸は道によって賢いのである。
職場は外部から高い評価を受けることとなったが,はたして自分自身の振る舞いはいかがなものであったか。
日々の生活で正しく3Rを実践しているか?
思い立ったが吉日。
さっそく身近なところから3R活動を実践してみる。
とりあえず,社食の事業者が廃棄する予定だった一斗缶を利用してスモーカーをつくってみよう!
まずはけがき作業。
開口部の板金。
ばり辺で怪我をしないよう細心の注意を払いながら作業を進める。
ロストルは100円ショップで調達。
完成。
Reduce:こめ油容器の廃棄を削減!
Reuse: 賞味期限切れの食材を燻製して可食化!
Recycle:演習林の倒木を利用して燻蒸!
今夏はこれでキャンプ(BBQ)三昧だ。
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by noritoyuka
| 2019-05-17 00:41
| 日々の生活
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